祝

 

上へ

祝!バーチャルサウンドキャンバス3.0(VSC88H3)発売!!VIRTUAL SOUND CANVAS

いままで、専用音源を持たなくてはMIDIで音楽を十分に楽しむことはできませんでした。
でも、いい時代になりました。すべての処理をソフトウェアだけでまかなうことができるのです・・・

SC88Proを当時9万円弱で買った私としては、うれしいようであり、悲しいようでもあります。
ここでは、VSC88H3と88PROとの比較をし私の見解を添えておきます。

VSC88H3(Roland Virtual Sound Canvas 3.0)

GM1、GM2、GS
全902音色+26ドラム・セット(SC88PROMAP)
内 (546音色+15ドラム・セット(88MAP)
   354音色+10ドラム・セット(55MAP))

16パート、最大同時発音数128音
実売価格 
6、800円程度

ちなみに、こちらがSC88Pro(作者保有)のスペックです。

GM1、GS

(SC-55/SC-88/SC-88Pro)、全1,117音色+ドラムセット42
ユーザー音色数256、ユーザー・ドラムセット2

32パート、最大同時発音数64音
実売価格 
39、800円程度(PRO/G)

まず音色数ですがぱっとみたところでは多少88PROより少なく見えます。
これは、あまり楽曲に使用されない効果音や、似通った音色を削ったものです。
ほとんどの用途にはこれで十分だとおもわれます。
使わない音色を入れて、処理を重くしないとしたRolandの配慮でしょう。

最大パート数が16なのは、現在多くで回っているMIDIファイルがほとんど16パート
で、作られているということが上げられるでしょう。
32パートが必要になったとしても、みんな努力して16パートに納めているようです。
(32パート音源の絶対数が少ないのでしょうか?)

それに対して、同時発音数が128音色と、実機の2倍の高性能。
これには、私も泣きました。

ユーザードラムなどは、製作用途に使用するのが一般的なので
音楽鑑賞には、必要ありません(というわけでもありませんが)

といった具合ですが、VSC88もまだ完璧ではありません。
音色も実機にくらべると高音部が若干軽い気もしますし、
88の真骨頂、インサーショネフェクトや、EQなども搭載されていないようです。
もっとも、これまで搭載されてしまうと、88PROを買う人がいなくなってしまいます(泣)

結論としては、
鑑賞用途には、VSC、制作には88PROといった感じになります。
値段も6800円くらいと、とてもお買い得なので是非買うことをおすすめします・・・
(別にローランドから金はもらってないぞ!!)

こちらに、体験版がおいてありました。
制限はありますが、音は鳴らすことができます。
かなりいい音で驚きましたが、みなさんものぞいてみては?

 
naoyou@hotmail.com